衆院選、あす22日投票 県内4小選挙区に14人立候補
第48回衆院選は22日、投開票される。改憲や消費税増税、愛媛県今治市での獣医学部新設などが争点。安倍政権に審判が下され、希望の党など野党が支持を広げられるかが焦点となる。
県内4小選挙区には14人が立候補。衆院選で初めて「18歳選挙権」が適用される。「1票の格差」是正に伴い、1、2、4区で区割りが変更された。
1区は自民党前職に希望と共産党の両新人が挑む。
2区は自民前職に希望前職、日本維新の会元職、共産新人が論陣を張る。
3区は自民新人、希望元職、共産新人、諸派(政治団体・幸福実現党)新人の計4人が出馬した。
4区は自民前職、希望元職、共産新人による構図。
公明党は4小選挙区で自民を推薦。比例四国(定数6)の公明の1議席維持を至上命令とする。
社民党は比例四国で初議席の獲得を目指す。
前回2014年の比例四国は、自民3、民主党(当時)1、公明1、維新の党(当時)1。立憲民主党を含む新党の設立で勢力図の変化が注目される。
22日の投票は原則午前7時~午後8時、県内727カ所の投票所で。前回の小選挙区の投票率は過去最低の49.80%だった。
県選挙管理委員会の大塚岩男委員長は「主権者として投票に参加するよう期待する」との談話を出した。
松山地方気象台によると22日は、台風21号の進路によって大雨や荒れた天候となる可能性がある。
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